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愛憎(Love Against Hate)/カール.A.メニンジャー
『愛憎』(Love Against Hate)という本を読んでいます。

古書ですでに絶版になっており、アマゾンで検索したらなんと¥150,480(最安値)と言う値をつけていて・・・さすがに古書に15万はかけられないなぁと諦めかけていたところ「日本の古本屋」というサイトの愛知の古本店「都築書店」が所蔵していて、たったの¥2,000で手に入れる事が出来ました。

でも、ちょっとぼろぼろです(笑)。

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実はこの本の訳者「草野栄三良」氏は私の祖父にあたり、この『愛憎』の他に『おのれに背くもの』『人間の心』等の著書が、実家の母の仕事机の『レタリング辞典』や『文様辞典』よりも高い場所に(いつも大事に)飾ってあったのを今でも良く覚えています。大人になったらいつか読もう、と心に決めていたのですが。。。
ほんとうにすっかり大人になってしまって(笑)、もうちょっと早く読んでおいても良かったかな、と若干後悔の念も。

ちなみに祖父の経歴はかなり変わっていて、もともと英字新聞の記者をしていましたが、徴兵されてフィリピンで米軍捕虜となり、九死に一生を得ての帰国後、なぜか心理学者(精神医学)のカール.A.メニンジャー氏の翻訳に携わり、フリーの記者をしながら10数冊の翻訳をし、その生涯を遂げています。

一文ですが紹介します。

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愛は、身近かにあることの喜び、お互いを一層充分に知りつくしたいと思う欲望、相互の同一化および人格の融合に対するあこがれとして経験される。これを、われわれは、相手方に理解してもらおうとする努力、および相手方を理解しようとする、あまり押しかぶせにならない、憧憬を欲しいままにすると言う形で、お互いに見せあう。理解してもらうということは、いうまでもなく、自分の持っている《最悪の》衝動および最善のものも併せて、自分の事は何もかも知りつくしており、どつちみち自分を好いてくれる友人に、認識してもらううことである。(『愛憎』より/旧漢字は直して表記しています)
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う〜ん、確かにこれでキレイなら15万円か、、、480円が15万になるなんてすごいよっ!と思う反面、そもそも、祖父がカール氏に翻訳を依頼されつづけた理由は、祖父が学者でも心理学の権威者でもないかわりに、そのやさしくわかりやすい日本語で「ひとりでも多くの日本人にその意図を伝える」能力を買われたからであり・・・

このカール氏や祖父の意思を引き継いで、今の日本語のさらに読みやすい書籍として蘇る道はないのかしら、との思いは日々つのるばかり・・・

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ところで、今週は父の日がありましたね。ウチはちょっと変わっているのかもしれませんが父の日は父に鰻をごちそうでしてもらう日でもあります。

かわりと言ってはなんですが濃紺の若い人が着るようなリネンのカジュアルなシャツをプレゼントたところとてもよろこんでくれました。

実は毎年お酒をプレゼントしてたのですが最近、健康のために少し控えているのだとか。(えー、いままでだったらあり得ない!と思いながらも)せっかくのご立派なこころがけに水をさしてはいけないとお酒は遠慮したのでした。

父の日に食事をしたり、プレゼントをあげるのはとても素敵ですがやはり理解してあげること、志を継いであげることこそが最も素敵なプレゼントなのかもしれないですね。

ふとそんなことを思った今日この頃でありました。。。
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by ujipub | 2007-06-19 00:05 | books and more
お詫びとお礼
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BLOG「使えるデザインセミナー」「UJITOMOブログ」におきまして、度重なるアクセス障害が報告されており、せっかくお越し頂いた方に多大なご迷惑をおかけしました事を深くお詫びいたします。また、そんな状況にもかかわらず沢山の方に来ていただきました事に心よりお礼申し上げます。現在、エキサイトの方でサーバはメンテナンス中です。
今後共、応援よろしくお願いいたします。

☆と、いう事で次にやろうとしている事は、「ちゃんとMTで実装する事を決意!」した、今日この頃でありました。
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by ujipub | 2007-06-14 09:49 | News
「好き」と「嫌い」に分ける
ある講座の「自分再構築ミッション」のために目の前のモノを「好き」と「嫌い」に分けると言う作業をやっています。モノだけでなく、空間とか、時間とか、例えばコミュニティとかも。かれこれ、2カ月ほど?
もちろん、仕事では、そんな事は言っていられませんよ。好きとか、嫌いとか。。


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明らかにずっと好きなもの、しみじみと「あ、これ、私好きだな−。」と思える事に出会うのはとても幸せな気分。逆に「嫌い」というのはとても難しいですね。私的には「違う」を「嫌い」に入れているような気もします。

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特に困るのは、どっちでもいいモノ。好きでもあり、嫌いでもあるもの。そんな対象というふうに一度でも考えた事のないもの。


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「きのこの山」VS「たけのこの里」
補足をしておくと、「たけのこの里」は後発商品であるからでしょうか。商品開発を重ねてきたせいか、味の完成度が高い。チョコは薄がけですが味は濃厚、ビスケットはサクサク。似たようなものに思われている方もいると思いますが、結構違います。地味に思われていますが断然私は「たけのこの里」派です。


いや、でも、まじめにやっていくと確かに自分の本質が見えてくるかもしれません。なぜ、好きなのか?なぜ、嫌い(違う)なのか?といった事(すなわち本質ですよね)を結構、ずっと考えてしまうからなんですけど。。。

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きゃあ〜、だんだん恐くなってきました(>_<)
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by ujipub | 2007-06-13 21:31 | Message
風に吹かれて豆腐屋ジョニー
風に吹かれて豆腐屋ジョニー—実録男前豆腐店ストーリー

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キャラ立てのうまさとネーミング力に脱帽

書籍としての価値は・・・どうなんでしょう?私には、残念ながらレクチャー出来ませんが。

ただ、確かに、消費者として、スーパーに「おたま豆腐」が並んだ時はショックでしたよ。買っちゃったし。リピートもしちゃったし。。。ま、ちょっと「男前」過ぎて、私のタイプではないかなぁ・・・とか(笑)
読んでいて「本当に広告しないで売っちゃったんだな−」とか。妙に納得。
(いえいえ、広告した方が、そりゃあ、モノは絶対売れますよ☆)

そう言えば、私のマイミクさんの日記で山田真哉さんの「自腹広告」の記事が盛り上がっていましたね。

日本広告業協会は山田真哉さんに「感謝状」だした方がいいですよ。個人で、広告自腹で打つなんて!進んでる!偉い!(←完全に広告屋目線ですね)(笑)
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by ujipub | 2007-06-08 09:48 | books and more
感謝の石
「とむさとう」さんのメルマガに感謝の石の話がのっていたので、一部をご紹介します。

だいたいなんでわたしが「とむさとう」さんのメルマガをとってのかもいまいち不明で、間違いなく面識もないし、名刺交換もしていないのだけは確か。もしかしたら「バーゲンアメリカ」(当時人気のあったE-コマースサイト)で何か買っていたのかも。不思議といえば不思議だけれど、それでも今日に至るまで、配信停止するには惜しいと思わせる、きっと何かがあったのでしょうね。(以下、「とむさとう」さんのメルマガより抜粋)



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 「感謝の気持ち」は人間社会の中で一番重要な感情です。誰が、何か、良い事をしてくれた時に、その人に対して「ありがとう」と感謝の気持ちを表す。すると相手も喜びます。

 感謝の気持ちを常に持った人には、人々に良く評価されます。当然、そのような人には人々が集まり、その人を助け、一緒に幸せを分かち合うものです。

 良い出来事、幸福や幸運は人から人へ介してやってくるものです。そして、どのような人のところへやってきやすいか。それは、感謝の心がある人なのです。

 反対に、あなたが感謝しなければ相手は気を悪くして、2度とあなたに対して良いことをしないでしょう。あなたが誰かを助けて、相手が何も言わずに去って言ったら「何だ!2度と助けてやるものか」と思うでしょう。

 だから、感謝の気持ちを表すことはとても大切なのです。 

 あたりまえですね。

ところが、感謝の気持ちは実に忘れがちな感情なのです。




            「とむさとう」感謝の石より抜粋(cc) by Tom Sato 2006-7


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私はすぐに「伝説の社員になれ」の土井英司さんの出版記念パーティでの出来事を思い出しました。

VIPゲストの集まる、それは刺激的なパーティでしたが、彼は自分の出発点を振り返り、関係者全員に丁寧に謝辞を述べていました。そしてさらにとても印象的だったのは、その後の余興で手を貸してくれた創立メンバーを舞台に呼び出し、参加者全員の前で心からお礼をいい、ねぎらっていたことです。こういう事は、簡単なように思えて意外と難しい。できそうでいて、なかなかできない。やはり、TOP5%のそのさらに1%位のところに入る人はすごいなぁ。

彼は成功へのノウハウを余すところなくその著書で紹介しているけれども「お世話になった人にありがとうと感謝する」というのは、まさに基本中の基本。こういうのは見ている人をもとても幸せな気持ちにするし、実際、私は土井さんにはいろいろとお世話になっているのだけれど、何か自分で力になれる事があれば、絶対に力を惜しむ事なく、協力を申し出ると思う。


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私が最近強く思っている事。

実は、何か(行動)をしてくれた人には比較的感謝の気持ちは伝えやすい。これは、「◯◯をしてくれて、ありがとう」といえばいいのだから。

ところが意外に難しいのがなんらかの「気づき」をくれた人。また、なにか「新しい世界へ導いてくれた人」への感謝。
こちらはもしかすると、自身の人生を変えるくらい大切な事なのに、まるで自分が思いついたかのように錯覚してしまったり、すっかり忘れてしまう時さえあるのだ。

私もとむさとうさんが提唱する通り、土井さんが行動で実践している通り、最近お世話になっている人の顔をひとりづつ思い浮かべてみる。

そして自分がすっかり忘れていた感謝の気持ちをひとつ思い出した。


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私のデジタル&ネット世界の入り口となったMacintosh Quadra 840AV。まさに感謝のMAC。

これは1994年Centris 660AVとともに発表された68系Macintoshシリーズ史上最高速製品で、当時ほぼ失職していた私がこれを買う決断をするのは清水の舞台から飛び下りるほどの決意が必要だったのをよく覚えている。実際に、確か、36回払いとか、「とてつもない利息」を払って(笑)購入した。

実は、この時、私自身はもうひとつランクダウンの660AVでもイイかな、くらいに思っていた。けれど、今も当社のパートナーであり当時デザイナーで同僚であったvaoさんが、どうしても840AV出なければダメだ、と助言してくれたのだ。もし、無理してあの時840AVを買っていなかったら、あの衝撃を味わっていなかったら、もしかしたら私は今ほどの「デジタル化」「それにまつわるすばらしい人間関係」でさえ、手に入れる事はできなかったのかもしれない。

自分の経験や信念を持って、何かを伝えようとか教えてくれようとする人を大切にしなければならない。


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謙虚になろう。そして感謝しよう。
「ありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします。」
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by ujipub | 2007-06-03 08:30 | Message